東の京から北の京へ 〜北京留学記〜

半年間、中国北京の清華大学に交換留学する女子大生のブログ

北京の(学生)不動産事情

こんにちは!

また更新が(かなり)空いてしまいました。不甲斐ない。

 

今回は、北京の不動産事情について話そうと思います。ただ私も物凄く詳しいというわけでは無いので

あくまで

「北京の、五道口という大学の集まるエリア周辺での外国人の家探し」

というテーマでいこうと思います。

 

まず、五道口(ウーダオコウ)のエリアには

 

北京大学

清華大学

北京語言大学

・北京林業大学

・中国地質大学

・北京航天航空大学

中国人民大学

・北京科技大学

北京体育大学

(…あと他にもいくつかあるかも)

などの、まあめちゃくちゃ沢山大学の集まる、学生街であり、そこに通う留学生の遊び場でもある国際スポットでもあるわけです。

 

で!!そこの周りで家探しをするとなるとめちゃ大変です。

例えば中国の物件探しサイト(日本でいうスーモとか)で、

「いいなこの部屋〜」と思って不動産屋に連絡→それは外国人不可

→外国人可の他の物件の内見に連れてってもらうことになる

高い

 

たとえばこれ

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この部屋!まあ、きれいですよね。

窓もあるし、エアコンもある。新品のベッドと簡単な棚もある。悪くない。

先に値段から言います。

月に4000元(約63000円)

 

あれ?そんなに高くないじゃん!

と思うかもしれません。

 

まずこの部屋は、ルームシェアです。

トイレ・シャワー・キッチン・洗濯機は他の住人と共用です。

シェアハウスではなくて、普通のマンションの一室です。

つまり、普通の3DK(3K)を、個室だけ自分のスペースとして使えるってことです。

 

一緒に住む人はどんな人かは内見に行くまで分かりません。性別と年齢、大まかな職業くらいなら不動産屋さんが教えてくれますが。

私は6軒ほど部屋を見ましたが、

中国人の学生が住んでいる家、留学生が住んでいる家、夫婦が住んでいる家、

まだだれも入居してなくて、これから人がはいる家…

パターンはそれぞれです。

 

なんしても、シャワートイレ共有だから、

同じ家にいるのは同性の人がいいかな…と私は思いました。

そこらへんの兼ね合いが難しいです。

 

まだあります。

この価格帯の部屋は

エレベーターなし、6階

とか普通にあります。

 

んで、大学の多いエリアにあるといっても中国の大学はバカでかいので、普通に時間かかります。少なくとも通学にチャリで30分は要します。

 

大学の寮はだいたい1ヶ月10000~30000 円でもっと良い環境

(エレベーターあり。教室・食堂が近い。1人部屋。仮にトイレシャワーが共用の寮だとしても使うのは全員学生・同性。セキュリティあり。)

に住めるのでそれに比べるとどうしても、この部屋で60000円というのはかなり高く感じますね。

東京で、6万のワンルームなら、場所はそんなに便利じゃなくても

少なくともトイレシャワーキッチンは自分だけの物なのでやはり北京の物価は高いと言えます。

あとこの6万ってのもこの部屋の数字で、同じような条件の部屋でも月8万するとかも珍しくないです。

 

もっといい部屋はないの?

という方。

もちろんあります!!!

そしてもちろんもっとお金がかかります!!!!!

公寓と呼ばれる、ちょっといい感じのマンションです。

 

画像ないです。すいません。

でもかなり豪華な作りで、シーツやゴミの取り替え、掃除のサービスも付くところもあります。

テレビも洗濯機もエアコンも当然ついてます。

ホテルのランクの高い部屋みたいな感じですかね。

月に20万円かかりますけど…。

 

北京の家賃は数年前とくらべて

か な り 高くなったそうです。

借りる時も日本と勝手が違うことが多いし、大変です。

不動産屋さんは商売なので接客は優しくしてくれますが、悪い人もいないとは限らない(ぼられるとかね)ので、中国語ぺらぺらの人(できたら中国人)と一緒に行くのが吉。

 

北京で部屋を借りようと思ったら、割と覚悟が必要です。お金がある社会人(というか駐在さん)はいいかもしれないけど、学生には痛いです。